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診療時間 / 曜日 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:30~12:30 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
15:00~18:30 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ▲ | × |
2023年6月1日より火曜・水曜の
診療時間が18:30までに変わります。ご了承下さいませ。
平日の最終予約は18:00です。
▲土曜の午後診療は
14:30~17:30
休診日 木・日・祝
【第3週の診療について】
毎月第3週の土曜は休診となります
歯周病治療
日本人の80%が歯周病!?
日本人の成人の約80%が歯周病(歯肉炎or歯周炎)にかかっていると言われています。歯周病とは、歯垢(プラーク)中の細菌が歯ぐきに感染することで始まり、やがて歯のまわりの骨などが失われ最終的には歯が抜けてしまうお口の中の病気です。
軽度の歯周病は自覚症状がほとんどないので気づかないことが多いのですが、進行にともない、歯の揺れ、歯茎の腫れなどを自覚するようになります。
虫歯がなく定期健診を行わない方などは、歯周病の発見が遅れる場合があり要注意です。
とても怖い歯周病
歯周病は虫歯と同じく体全体に大きな影響を及ぼすことがあります。歯周病を放置しておくと、歯周病菌が肺炎の原因菌と一緒に気管を通り、高齢者に多い誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を発症させ、循環器に作用し心筋梗塞や心臓発作を発症する恐れがあります。
又、糖尿病を悪化させる作用もあり、歯周病はお口の中だけではなく全身に悪影響を与える病気です。
あなたは大丈夫?
これらは歯周病の症状です。思い当たる項目があれば歯周病の可能性があります。
症状が悪化する前に、早めの検査をお勧めします。
歯周病の種類 歯周病は大きく分けて2つに分類されます
歯肉炎
上記の図は歯周病の初期症状、歯肉炎の状態です。
健康な歯茎は歯周ポケットが1~2mmと浅く、引き締まっています。
右の図が歯肉炎の状態です。この段階では歯石がついたり歯ぐきが赤く腫れ歯周ポケットが3mmほどになります。
歯周炎
歯肉炎を治療せず歯周炎になってしまった状態です。
細菌が歯周ポケットに入り込み、周りの骨を溶かしていきます。そうなると歯周ポケットが4~10mmと深くなり、やがて歯を支えている骨がなくなり歯が抜け落ちてしまします。その他に、歯茎を押すと膿が出たり、口臭が強くなります。
歯周病治療
1・正しいブラッシング
増殖を続ける細菌に対処するには適切なブラッシングを行うしか方法がありません。
歯科衛生士指導の下、正しいブラッシングの練習をし、歯と歯茎の間や、歯と歯の隙間など細かい部分の清掃をしていただきます。
2・生活習慣の改善
喫煙やかみ合わせの問題は歯周病の進行を早めてしまいます。
生活習慣の改善で、歯周病になりにくい環境をつくるご指導をいたします。
3・禁煙指導
たばこの煙に含まれるニコチンは歯肉の免疫力を下げ、治癒を妨げます。
少しずつでも喫煙本数を減らしていくことが望ましいです。
早めの検診が何より大事
歯にとって健全な環境を整えましょう
初期段階の歯周病は痛みがないので歯周病にかかっていることに気づきにくい病気です。ですが痛みがなくとも症状は確実に進行しています。そして気がついたときには手遅れに・・・
治療をせず、末期症状を迎えてしまった場合は延命処置で精一杯です。元には戻りません。いつまでもご自身の歯で楽しく食事ができるように、早めの検診を受けることをお勧めします。