「か」行の歯科用語
開咬とは、奥歯を噛みしめた状態時、前歯がかみ合っていない状態をいう。
笑ったとき、上の歯肉が露出する状態。
カービングとは、歯型彫刻のこと。石膏を彫って歯の形に成形すること。
顔面気腫とは、皮下組織に空気が入り、顔などが腫れる状態を言う。
上下歯と口を含めた顎全体のことを示す。
出血を伴う治療のことをいう。抜歯など。
仮歯とは、仮の歯のこと。かぶせ物が入るまでの、仮の歯。
リエスとは、虫歯を示す。 虫歯には様々な呼び方があり、もっとも多く使われている言葉です。医療での意味とは異なります。
窩洞形成とは、虫歯を除去後など、削った部分を整形。
可撤とは、入れ歯の様に取り外しが可能である事。
架工義歯とは、ブリッジの事を言う。
過蓋咬合とは、上の前歯が覆い被さり不正咬合している状態のこと。深く被さり、下の歯が見えないなど。
かかりつけ歯科医とは、歯の治療、定期検診、相談など、サポートする、歯科医療機関のことをいう。
ガッタパーチャとは、根管充填の際に用いられるゴムに似た固体の事。 ガッタパーチャは固体ですが熱を加えると軟体となり、性質を活かし治療を行う。
顎関節症とは噛み合せ不良から顎に生じる関節症の事。 原因:歯並びが悪い、被せ物が合わず放置、過度のストレス、歯、および顎部分の負担、など。 症状:顎部分の関節に痛みがでる、口が大きく開けられない、開口時に顎関節部分で音がする、ストレス、精神面への影響。 治療方法はマウスピースを装着し負担を軽減させ、痛み止めで痛みを和らげながら調整。
外傷性咬合とは、重度の虫歯・抜け落ちた歯、詰め物が合わない状態での放置、かみ合わせのバランスが崩れたまま特定の歯に必要以上の負荷をかけ続け、歯周組織にダメージを与えてしまう事を指します。 外傷性咬合で生じたダメージの事は咬合性外傷と呼ぶ。
外傷歯とは、歯が動く、欠けてしまう、抜けるなど、外傷を負った歯の事を全般的にいう。 外傷歯は主に前歯に多く、症状が軽くても、しばらく経ってから強い痛みがでる場合もある。 すぐに治療をせず、痛みや違和感を覚えてから治療をした場合、予後が悪い場合もある。
感染根管とは虫歯が歯髄に進み、歯髄が感染壊死した場合、また根管充填が不十分で根管内が感染している状態の事。 腫れや痛みは伴うケースと伴わないケースがあり、痛みが少なくても重症度が高い時もある。 感染根管と診断されたら、早めの治療が大切です。 治療は2種類あり、一般的根管治療と外科的根管治療です。
歯科においての感染は、様々な歯周病に関係しており主に歯性感染があげられます。 歯石除去や歯周炎の外科処置をした際に、歯周病菌や連鎖球菌が血液中に入り、菌血症や敗血症などの感染症を引き起こす。 また、免疫力低下により歯性感染すると、心内膜炎を引き起こす可能性がある。
カンジダとは、口腔カンジダ症の事をいい、乳幼児や高齢者に多く見られる。 身体の抵抗力の低下、抗生物質の長期間服用などの原因が考えられる。症状:口腔内の粘膜に白い斑点ができ、はがれると赤くただれ痛みを伴う。 口腔カンジダ症治療に対し、一般的に抗真菌剤の軟膏を用いる。
鉗子とは抜歯する際に歯を掴む為に使われる歯科治療器具です。 歯の生える位置や形により色々な形のものを使い分ける必要がある。残根鉗子、脱臼鉗子というものもある。
仮封材とは、治療段階で虫歯を除去した際、穴に一時的に仮詰めするもの事。 材質はストッピング、キャビトンなどゴム性のものから、カルボセメント、カッパーシールセメントなどのセメント系のもの、デュラシール、プラストシールなどレジン系のものがある。
過剰歯とは、歯をかたどっている原基が過剰形成される、一個の原基が分裂する事により歯が通常の数よりも多く作られる、などの症状をいう。 歯の形は正常に近いものから不完全なものまで様々であり、歯列外に生え埋伏歯になるケースもある。 多くの説が上げられるが原因ははっきりと解明されていない。 治療法は抜歯になります、悪影響を及ぼさない歯は抜歯せずに様子をみる場合がある。
下歯槽神経とは下顎に分布している感覚を司る感覚神経。 下歯槽神経麻痺などの症状がでる部位で、下歯槽神経麻痺は歯科治療に伴う偶発症の一つ。 下顎の親知らず抜歯、インプラントの埋め込み、腫瘍や骨折の手術の時などに偶発する。症状は抜 歯の際に起こる事が多く、抜歯する事にならない様に歯のケアをしっかり行う予防が大切になる。
下顎前突とは受け口、反対咬合とも呼ばれ、下顎の骨が成長し前側に過剰に突き出した状態の事を言います。 原因は下顎の過度の成長、上顎の成長不足による骨格性と、上の歯が後方に傾斜した場合や、下の歯が前方に突き出てしまう歯性のものがあります。 下顎前突は噛み合わせが逆になってしまっている事から噛む力が弱くなるほか、サ行が発音しづらくなるなどの症状があらわれます。 幼少期であればチンキャップなどを用いて治療可能ですが、永久歯列期になるとマルチブラケット装置や抜歯治療を行う場合もあります。
下顎(かがく)とは、下あごのこと
開咬とは、奥歯をかみしめた時に前歯などの上下の歯がかみ合わず、開いたままの状態になる症状。 原因:口で呼吸をする、指をしゃぶる、舌を出すクセ、など様々。 治療:上下の歯に専用の装置を取り付け歯並びを整える。 後、左側にのみ小さなゴムを使用し調整、さらに左右ともにゴムを使用し、噛み合わせを整える。
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