「ち」行の歯科用語
チェックUPとは、フッ素とキシリトールが含まれた歯磨き剤の事。脱灰を制御して再石灰化を促進するために使用。 チェックUPの使い方は、1日3回、歯ブラシに適量のチェックUP歯磨き剤を乗せ、口腔内をしっかりブラッシング。更に水で5秒程度うがいをしてから吐き出し、この行動を2~3回繰り返す事で効果を得られます。 歯の表面の酸性化を防ぐ効果があり、虫歯予防にもなります。
知覚過敏とは、虫歯でもなく、熱い・冷たい飲み物で歯がしみたり、歯を磨く時に歯ブラシが当たって痛いなどの症状のこと。 間違った歯ブラシの使い方や歯の象牙質がむき出しになると知覚過敏になりやすいようです。 薬物塗布やソフトレーザー、抜髄などで対応。
知歯周囲炎とは、知歯の周りの歯茎が細菌に感染し、炎症を起こして腫れている状態の事。 高熱を伴ったり、頬や喉の方にまで膿が溜まる場合もある為、炎症している部分を洗浄または歯茎を切開し膿を取り除く処置を行う。 炎症が広がると、顎下のリンパ腺や扁桃腺が腫れあがり、呼吸困難を伴う口腔底峰窩織炎や細菌が全身にまわる敗血症などの病気を起こす可能性がある。
チタン修復とは、チタン製の人工歯を植え込むインプラント治療の事。 チタンは金属アレルギーの心配がなく、バイオメタルとも呼ばれる。 金属加工技術の向上に伴い、強度や適合性も優れ、歯科用金属としてチタン鋳造機、専用埋没材などのチタン鋳造システムが確立し、多く使われるようになった。
緻密骨とは、骨の外側を構成している組織の事で、硬く緻密である事から緻密骨と呼ぶ。 皮質骨と呼ばれる事もあり、人間の歯の基盤でもある。 インプラント治療では、緻密骨にホールを開けて埋め込む方法もあるため、骨の高さや厚さが重要になるのでCTスキャンにより、骨の正確な診断を行う。その際に精密骨の診断も行い、骨の状態を把握した上でインプラントの安定性を診断し、治療方針を決める。
中切歯とは、人間が持っている永久歯の切歯8本の中の歯の事で、真ん中の前歯2本の事をいう。 上下左右で4本ある中切歯は、歯そのものは平べったい形をし、根の部分は円形状になっている。 食べ物を噛み切る役目を持ち、薄く平べったい形になっている。上の中切歯の左側を大黒歯、右側を恵比寿歯と呼ぶ事もある。
治療義歯とは、虫歯などで失った歯の部分に埋め込む人工歯などの事。局部義歯、全部床義歯の2種類のパターンがある。 局部義歯だと、チタン修復、コバルトクロム、プラスチック義歯などがある。全部床義歯だと、局部義歯と同じもの以外にインプラントなどがあります。
チンキャップとは、顎外固定装置の一種。主に下顎前突の治療の際に使用される。 下顎が大きかったり、前に出ているなど、チンキャップ装着により下顎の成長を押さえたり、上下顎のバランスを調節します。 チンキャップは頭蓋骨を固定源とし下顎をゴムの力によって押さえます。
知歯(智歯)とは、歯の一番奥にある第三大臼歯の事で、知恵歯、親知らずなどとも呼ぶ。 知歯は口腔内のトラブルを引き起こす事が多い。歯を磨きにくい状態にさせるため虫歯や歯周病を発生させる原因でもある。 知歯が生える事により、知歯が入るスペースがないために顎の骨を圧迫して痛みを与え、横向きなどで生えてくる場合もある。大抵の場合は抜歯する事多い。
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